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外コン・外銀は無理ゲー!勘違い学生に知ってほしい2つのこと

仕事の量は一般的な大手の数倍~数十倍。速度も何もかも段違い

ここまでお話ししてきた外銀・外コンは、ご存知の通りの圧倒的少数精鋭でありながら、業務では日本国内の大手企業を超えるシェアを誇っていることが非常に多いです。
例えば外資系投資銀行のM&A部門について考えてみましょう。

これは実際にあるセミナーの懇談会で社員の方に聞いたお話なのですが、日系の大手証券会社が30人かけてやる規模のM&Aの業務を、その外銀ではわずか4人で行うと仰っていました。
もちろん、かけられる期間は他社と同じであり、なおかつミスは決して許されません。

また、外資系企業のコンサルタントの方にOB訪問をした際は、「あまりにも仕事が多すぎて、無駄なことは断らないと絶対に終わらない」なんてお話も伺いました。
通常10数人で3か月かけるような仕事内容に対して、わずか3人のチームで2週間で結果を出すなんてお話もあり、もはや何をどうやっているのか分からないレベルです。

お話によると、「一番重要な部分にだけ集中して、一点をぶち抜くことで圧倒的な業務効率を出すからこなすことができる」とのこと。
だからこそ、クライアントにとっての重要なことは何か、常に考え続けているそうです。

こんなレベルの仕事を、在籍中こなし続けるのがバンカーやコンサルタントなのです。

この厳しさは、仕事だけに限りません。

同僚だけ見ても、新卒中のトップクラスと年中比較されて、ダメならクビになる世界

会社の中を見てみると、新卒入社の同期は自分と同じスーパー新卒ばかり、先輩や中途の方は各方面で実績を残してきたエリートという状況で、入社後はずっと、360度評価や徹底した実力主義などの厳しい競争に晒されます。

外資コンサルの雄、マッキンゼーでは、"Up or Out"と呼ばれる昇進システムが有名ですが、実質上は全員が経営者層であるパートナーになれるわけではなく、超優秀な同僚たちとの"仕事"による競争が常に待ち構えているのです。

厳しい転職事情と、激務に対しては決して十分とは言い切れない給与

時給換算でいくらになるのか?

さて、上位層の中で倍率数百倍の激戦を勝ち抜いたのだから、さぞかし高給なのであろうと思ってみれば、仕事の量と比べて考えれば、決して給与は十分とは言い切れないようです。

例えばコンサルタントの場合、1年目は約400~500万円程度の給与が一般的と言われていますが、
OBのお話を伺う限り、朝9時出社12時以降帰宅は当たり前、土日もどちらかは出社という期間が非常に長く続く模様です。

少し条件をゆるくして、1日11時間、週末どちらかに5時間働くとすると、週の労働時間は60時間。
年収500万円をこの基準で割ると、なんと時給は1,700円を切ることになります。

時給1700円といえば、優秀な学生は塾講師で稼げてしまう金額です。
家庭教師で3,000円以上の時給をもらっている学生もいることを考えれば、彼らの時給としては決して十分とは言い切れないでしょう。

必ずしもうまくはいかない転職事情

このように難関かつ激務である外資コン・外銀ですが、それほどの企業であっても転職がうまく行くとは限らないようです。

以下は、実際に多くの外資系企業を渡り歩いてきた塩野誠氏の寄稿記事、【IGPIパートナー、塩野誠氏が語る!#2】外資系投資銀行の仕事とキャリアパスからの引用です。

投資銀行では自分の実力というよりも、景気の動向によって大幅なリストラが行われることがあります。特に外資系では本社の意向でリストラの人数が通達され、自動的に人員削減が行われます。新卒で入社し、まだ何も出来ないうちにリストラにあった場合、日系一流事業会社に転職することはなかなか難しいのが現状です。

コンサルタントは比較的つぶしがきくようですが、仕事に押しつぶされて鬱になってしまった場合には、職歴に大きな穴が空くことになります。

コンサルタントやバンカーの仕事内容・キャリアパスについては、以下の塩野誠氏の寄稿シリーズに詳しく書かれていますので、ぜひご参考にしてください。



それでもあなたが外銀・外コンを目指すなら

この記事を読んでなお、外銀・外コンを目指す方もきっと多くいらっしゃると思います。
すでに述べたようないばらの道とはなりますが、それだけの成果を勝ち抜き、仕事でも生き残っていくことが出来れば、人より遥かに多い給与をもらいながら、圧倒的に市場で価値のある人材になることができるという、素晴らしいメリットがあることも事実です。

そういった方は、自分が挑む選考過程、そしてキャリアパスの厳しさを認識したうえで、それを超えていく努力をしてくださることを祈っています。

特に就活生のみなさんは、よく聞く噂話に流されず、しっかりと自分に合った企業を見つけるためにも、今一度自分の目指す方向性を見直してみてくださいね。

それでは!

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