一晩でESを一気に書き上げるとき気を付けたい7つのこと+α
こんにちは。
企業選考に向け早めにエントリーしたいのは山々、だけれど忙しくて結局前日まで書けなかった……なんてことは多いはず。
そして一晩で一気にESを書き上げるぞ! と意気込むこともあるでしょう。
今回は、そんな一晩で一気にESを書き上げるときに気を付けたいことをまとめました!
一晩で一気にESを書き上げるとき気を付けたい7つのこと+α
みなさんは時間がないとき、どうやってESを書いていますか?
基本的に、昔書いたESや、よく聞かれる項目のコピペ…という感じなのではないでしょうか。
やり方としてはかなり効率的で良いのですが、このやり方による弊害があるのもまた事実。
これをやっていて大失策をしないように、以下のチェックポイントにご注意ください。
チェックポイントは以下の7つ+α。提出の前にぜひ必ず見直してみてください。
- ちゃんと質問に答えているか?
- 会社名を間違えていないか?
- 切り貼りのせいで論理が破たんしてないか?
- 下書きをちゃんとしているか?
- 日本語表現は適切か?
- 一度でも誰かに見てもらっているか?
- 会社に合わせた内容にシフトできているか?
+
- 紙で提出の時:字は汚くないか?
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
ちゃんと質問に答えているか?
「なんだ、似たような質問じゃん。これでいけるでしょ」
と思ってコピペをしたテンプレートが、
絶妙に質問とズレた答えを返してるなんて経験、ないでしょうか。
企業側は正しく質問に答えられる学生かどうかをチェックしているので、
こうしたところをおざなりにしてしまうのは命取りにつながります。
たとえ回答内容はほぼ同一のものであったとしても、ちゃんと質問に答えている形式に直しましょう。
会社名を間違えていないか?
まさかとは思うものの、明日の朝には提出!となると焦ってしまってやらかしがちなのがこの会社名を間違えるという失態。
正直言ってこれ以上に致命的なミスはありません。
- 今から出す会社の名前は正しく記述されているか?
- 今日締切なのは本当にこの会社か?
この二つは厳重にチェックしてから提出するようにしましょう。
切り貼りのせいで論理が破たんしてないか?
「あ、これはアレとコレを組み合わせれば答えられるな」
と思って部分的に切り貼りしてきてペタペタ貼りつけたテンプレート。
うん、満足のいく出来だ。と思って送信ボタンを押す前に、今一度チェックしてください。
切り貼りしたことによって、論理に破たんが起きているところや、話のつながりがおかしい部分は出てきていないでしょうか?
一見いい形のように見えるからこそ、こうした部分のチェックは重要です。
ちょっとした論理の間違いも企業側はちゃんとチェックしていることを、お忘れなく。
下書きをちゃんとしているか?
はて、ほとんどはWEBで提出だが、下書き? と思われる方もいるかと思います。
ここでお願いしたいのは、WEBで直書きして提出しないということです。
メモ帳やワードなどを利用して、一度しっかりした文章を仕上げてから、
コピー&ペーストで提出するようにしましょう。
しかし、なぜこんな方法を取るのか? 理由は2点あります。
- タイムアウトとかで変なことになるのは怖い
- 間違って送信ボタンを押してしまった時の絶望
各企業サイトはタイムアウト時間を設定していることなどがあり、一定時間経つとマイページのログイン状態が解除されてしまったりします。
さあようやっと書き上げたぞ、と思って送信ボタンを押すと、タイムアウトになってしまう。
戻るを押しても元のページに戻れない。書き上げた文章が消えてしまった! なんて悲劇が、あるいは起こりうるわけですね。
さらに、特にエンターで送信になってしまう、なんて場合に怖いのですが、
文章を書いている途中でミスをして送信してしまうパターンもなきにしもあらず、なのです。
うっかりマウスカーソルが変なところにいて悪戯をしないとも限りません。
とにかく申し込みページで文章を考えてカタカタ打つのは危険なのです。
必ずメモ帳など事故が起きづらい媒体で下書きをしておき、申し込みページではスマートに送信を済ませましょう。
なお、紙媒体のESなどの場合には、鉛筆などで下書きすることをお忘れなく。
ボールペンでミスをしたときには目も当てられません。
日本語表現は適切か?
これは一筆書きのような感じで、ゼロから一気に書き上げたときに気を付けたいことですね。
勢い任せで書いた文章は、内容自体には不備がなくても、てにをはや主語述語関係などが間違っていることが多いです。
特に、一度打とうとした文章をやっぱりこうしようと考えなおしたときなどに起こりやすいです。
普段あまり文章を書かない方であれば、余計にそうしたミスが発生しやすいので、ダブルチェックなどを通じてとにかく基本的な間違いのない日本語になるよう気を配りましょう。
ちなみにチェックポイントは以下のものです。
- てにをは、は適切か?
- 主語述語がちゃんとあるか?
- 能動・受動関係は間違っていないか?
- だ・である調/ですます調いずれかで統一されているか?
- 過剰な読点、あるいは一文が長すぎるということはないか?
ここが大丈夫であれば、基本的な日本語はOKだと思いますので、このチェックリストはぜひ活用してみてください。
一度でも誰かに見てもらっているか?
さて、とはいえ内容は勢いで作ったものというのが実態なので、スカイプでも何でも使って、友人や先輩に必ず一度は目を通してもらいましょう。
他人の目を通すことで、独りよがりな表現や、与えられた質問と自分の回答との温度差のようなものをチェックすることができます。
視野が狭くなっている場合もありうるので、こうしたチェックは欠かさず行いましょう。
会社に合わせた内容にシフトできているか?
これは若干上級編ですが、企業に合わせて微妙に自分の見せ方や経験の見せ方は変えたほうが効果的です。
外銀であれば緻密さやストレス耐性アピールは重要ですし、コンサルであれば根拠を示すことの重要性は増すでしょう。
広告系なら発想力がある方が良いですし、商社なら体力がある方がより好印象です。
課題の内容にもよりますが、会社に合わせて微妙に表現を変えてあげるだけで、かなり印象は変わってくるものです。こうした対策は、怠らずに行っていきましょう。
紙用番外編:
ちなみに、今でも紙面によるES提出を要求する企業は多いので、こちらについても注釈を加えておきます。
字は汚くないか?
上記に加えてたった一点。字は汚くないかどうか、です。
汚い字は、例え超優秀な人でも悪い印象を与えます。
せめて丁寧に書くことで、「この人は誠実な人なんだな」と思ってもらえるようにしましょう。
どうしてもイワークが歩いた跡のような文字しか書けない方(※)には、ESもPCで書いて印字してしまうという手があります。
手書きを強制されていない場合は一応可能ですので、どちらが印象がよさそうかを総合的に判断した上で、選択しましょう。
※イワーク……1996年に発売されたゲームソフト「ポケットモンスター」のキャラクター。石でできたヘビのような体をしている。ゲーム内に「イワークがあるいたあとのようなもじでよめない」というようなセリフが出てくる。
おわりに
いかがだったでしょうか。
どうしても申し込みたい企業が増えてくると、ES提出の段階で苦労してしまいますね。
一晩で書き上げなければならない時もたびたび来ると思いますが、うまくいくように頑張っていきましょう!
それでは!