ソーシャルランチ OB訪問できる就活サービス 厳選された社会人にOB訪問できる就活支援コミュニティ

【就活を刺す!】コミュニケーション能力ってなんなのよ?

学生と社会人のコミュニケーションに対する定義の違い:社会人と学生の違いとは!?

こんにちは!

日本の企業の採用形態について調べていたら、こんなデータを見つけました。
経団連による、企業が採用活動選考で特に重視している要素についてのアンケートですね。

以下引用。

選考にあたって特に重視した点(5つ選択)

コミュニケーション能力 85.6%

コミュニケーション能力 85.6%

12年連続で「コミュニケーション能力」が1位なんだそうです。
いやいやいやいや。何なんですかそれ。
それで頑張ってコミュニケーション能力をアピールしたら面接落とされるんだから、
学生からしたら「ハラ立つわ…」となるのも頷けます。

しかも他のところ見てみると、例えば論理性は27.2%だし、学業成績に至っては4.8%。
もはやこの人たちは本当に大学生を面接しているのか? ということすら疑わしいですね。

さて、そんな論理性や学業成績など、大学生が持っているべき固有のスキル以上に重視される能力なんてあってよいのでしょうか。
いや、そもそも企業が考えるコミュニケーション能力とは何なのか?
今回はそのあたりを探りつつ、議論を展開していきたいと思います!

コミュニケーション能力とは何なのか?

ところで、そもそもコミュニケーション能力とは何なのでしょうか?
文字通り解釈するなら、「コミュニケーションをする能力」と考えてよさそうです。
そこでまず、コミュニケーションの定義について見てみましょう。

コミュニケーションは「思考や感覚などの伝達」

社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達

出典:wikipedia:コミュニケーション

また、communicationという単語で辞書を引くと以下のようになります。

Communication

【名詞】
1【不可算名詞】
a伝達,報道(すること).
b(熱などを)伝えること; (病気の)伝染.
2
a【不可算名詞】 通信,交信,文通.
b【可算名詞】 (伝えられる)情報; 通信文,書信,手紙,伝言.
3
a【不可算名詞】 交通,連絡.
b[複数形で] 報道機関 《ラジオ・新聞など》; 交通機関.
4
a【可算名詞】 コミュニケーション 《言葉・記号・身ぶりなどによる伝達過程》.
b[複数形で; 単数扱い] コミュニケーション論,伝達学.

出典:weblio:communication

どうも言葉をそのまま解釈すると、
考えや感情、情報などを、文章や身振りなどで伝えること
と言い換えることができそうです。

大学生の「コミュ力」は「話の面白さ」がポイント

まず、大学生の言うコミュニケーション能力、
いわゆるコミュ力について考えてみましょう。
大学生にとってのコミュ力とは、極論してしまえば

  • 相手と仲良くする能力
  • 面白いことを言う能力
  • 会話を続ける能力

この3点に集約されます。

つまり、今しているコミュニケーションが良好であるかどうかに焦点があてられているのです。
もっとざっくりいうと、喋りがうまいかどうかと言い換えてしまうこともできそうですね。
また、これに加えて、

  • 友達が多い
  • 彼女がいる

など、コミュニケーションとは直接は関係のない要素がコミュ力を象徴していることもあります。
「○○ってコミュ力高いよね、めっちゃ友達いるし、彼女いるし」
こんな言説がまかり通るのも大学生のコミュ力事情ですね。
確かに相関はありそうですが、実際にその根拠とはなっていない気がします。

全体として筆者の体感値ではあるものの、「あまりしゃべれない人」「面白いことを言わない人」などは、基本的に”コミュ力低い人”=コミュ障のレッテルを張られていたように思います。
しばしば普通に会話ができるにも関わらずコミュ障を自称する、なんちゃってコミュ障の方にも出くわしますが、これはまた別の話ですかね(笑)。

社会人が求める能力は「適切な意思疎通」

さて、上記のような「良好なコミュニケーションをとる」という点に集約される大学生のコミュ力に対し、社会人側が求める「コミュニケーション能力」とは一体どういった能力なのでしょうか?
会社によって定義がまちまちであるため、その内容が分からない限りは何とも言えません。
とはいえ、どの企業にも共通する(あるいは必要な)コミュニケーション能力というものは存在します。

こちらは下記の3点にまとめることができます。

  • ①相手の言うことを正しく理解する能力

  • ②伝えたいことを適切に表現し、相手に理解させる能力

  • ③対話中の意見のすれ違いや不明点に気づき、それを解決する能力

つまり、職務上生じる指示や情報の伝達を正しく行い問題なく仕事を決行する能力こそが、社会人として求められるコミュニケーション能力なのです。

ある意味、社会人としての基礎中の基礎の能力であるわけですが、これができない人が多いのが実情で、そこから仕方なくこういった表現に落ち着いている可能性はありそうですね。

結局何が問題なのか?

さて、それではこの「コミュニケーション能力」とは何なのか?改行 そして結局何が問題なのかをまとめてみましょう。

まずコミュニケーション能力についてですが、こと就職活動に限って言えば、


1. 相手の言うことを正しく理解する能力
2. 伝えたいことを適切に表現し、相手に理解させる能力
3. 対話中の意見のすれ違いや不明点に気づき、それを解決する能力

これをコミュニケーション能力と定めて良いと思います。

そして、このアンケートで浮き彫りになっているコミュニケーション能力の問題点は2つ。

  1. 大学生と社会人のコミュニケーション能力に対する解釈の相違
  2. 企業側が言葉についての意味を定めないまま便利な言葉として使っている

2番の類型としては「総合的に判断」「人間性を重視」などの例が挙げられますね。

私個人的には、企業側に対して物申したい側です。
まず前提として新卒採用は大学生を面接するわけで、大学生に絞り込んで採用するからにはそれなりの理由があるはずなのです。
周囲と仲良くやっていったり、伝えたいことを伝える能力なんて下手すれば小学生でも立派にやってのける人はいます。
こういう前提のもとでコミュニケーション能力を敢えて要求するというのは、ある程度仕方のない実情があるとはいえ、企業側のスタンスとしてあまり良くないことだと感じます。

企業側にはこうした点を踏まえてぜひ選考について考え直して頂きたいものですが、
残念ながらこの点については解決すべき問題が山積みで、一朝一夕でどうにかなるものではなさそうですね。

参考URL

今回の記事を書くにあたって、下記の記事を参考にさせていただきました。
非常に興味深いものばかりですので、ぜひ一読していただければと思います。

おわりに

コミュニケーション能力なんてアイマイな言葉で無茶ぶりをされる就活事情ですが、
まとめに書いた3つのポイントを押さえていれば、少なくともその点で落とされることはないはずです。
新卒採用において大学生としての基幹能力を評価しない悪しき風習は、みなさんが見事内定を勝ち取った先で社会人として解決していっていただければと密かに願っております。

『ソーシャルランチ』のOB訪問で社会人に必要なコミュニケーション能力を磨こう!

次の記事:大学1,2年生必見!憧れの企業に楽勝で入るために、今から始める就活入門