2012/7/7(土)開催
DJ TAROさん
J-WAVE HELLO WORLDナビゲーター
1972年1月17日生まれ、ブラジル・サンパウロ出身。
DJとしてテレビ・ラジオから、CM、ナレーション、スポーツ実況などエンターテインメントをフィールドとして活動。
その多彩な才能はバラエティーからドキュメント、情報系までオールジャンルに対応している。
マルチエンターテイナーとして音楽プロデュース、クラブDJとしても活動する傍ら、ガジェット、音楽・映像機材にも造詣が深く、USTREAMシーンでも存在感を発揮している。
REGULAR WORKS
J-WAVE[HELLO WORLD] ナビゲーター
TBS[王様のブランチ] ナレーション
WEB[楽天スーパーTV] ナビゲーター
BestGear[音ガジェッTARO] 連載
当選者の皆さん
小売系不動産会社勤務
人材系コンサルティング会社勤務
外資系ソフトフェア会社勤務
〜アイスブレイク〜
簡単な自己紹介を経て・・・神野さん | TAROさんのお仕事のきっかけって何なんですか? |
TAROさん | 僕は10代の頃からスケボーとかローラースケートとかそういったスポーツをやっていて、ローラースケートのインストラクターをしていました。そのスケートリンクにDJブースがあって、僕はそこでDJをしながら場内のアナウンスとかリクエストに応えたりしていてある意味ラジオのDJとしてはこれが走りでした。 |
一同 | え〜!そうなんですか! |
TAROさん | はい。そのあとはイベント会場で、“DJしながらMC”という仕事が多かったですね。ラジオで番組を持つきっかけになったのが、25歳の時に総合アナウンスを担当した長野オリンピックです。競技アナウンスはもちろん雪で中断した時などはDJしながら会場を盛り上げるトークをしていたんですけど、そこにラジオ番組の担当者の方が来ていて、「オーディションを受けてみないかって言っていただけて。そこからラジオの番組を担当することになりました。みなさんは、どんなお仕事をされているんですか? |
川田さん | 私は人材系のコンサルティング会社で広報をやらせていただいています。今日はいつもラジオで聴いているTAROさんにお会いできて本当に嬉しいです。よろしくお願いします。 |
TAROさん | 嬉しいですね。ありがとうございます。よろしくお願いします。 |
藤山さん | 私はIT系の会社でマーケティングを担当しています。新しいテクノロジーや製品が出たときにお客さんに採用していただくことをやっています。今日はよろしくお願いします。 |
神野さん | 私は小売系不動産の方で勉強させていただいています。上海で仕事をしていたので、今は憧れの東京で仕事ができて嬉しいです(笑)TAROさん今日はよろしくお願いします。 |
TAROさん | こちらこそよろしくお願いします。 |
〜国の違い、言葉の使い方について〜
TAROさん | 皆さんの好きなことってなんですか? |
神野さん | 私は将来中国で働きたいと考えているのですが、中国の方々が考えていること知りたいって思って今活動しています。 |
TAROさん | 素晴らしいですね。中国はある意味これまでの日本の何倍もの早さで経済成長しているのでついていく中国の人も大変です!今はいろんな意味での豊かさを求めているみたいです。日本製品を持つことも一つのステイタスになっているようですよ。 例えば日本に来て日本製の炊飯器を5個とか10個とか買っていく方も多いそうです。「そんなに?」って思いますけどお土産にしては太っ腹ですね(笑) |
一同 | (爆笑) |
神野さん | TAROさんはブラジル出身ということですが、ブラジルの方々は日本が好きって話もよく聞きますけど、どんな国なんですか? |
TAROさん | 情熱的でユニークな国だと思います。今はワールドカップ&オリンピックムードで盛り上がっています。またバイオマス関連も盛んでトウモロコシの需要が高い!ってなったらコーヒー農園がこぞってトウモロコシ畑にチェンジしてコーヒー価格が高騰!なんてジョークも(笑) |
川田さん | そこはバランスよくやらないとですよね(笑) |
神野さん | TAROさん3カ国語お話できるんですよね? |
TAROさん | そうですね。日本語、英語、ポルトガル語は話せます。でも特に日本語は言葉の数が非常に多くて難しかったです。基本他の外国語はもっと少ないのである意味気持ちを乗せないと通じないって部部があります。なので外国の方はオーバーリアクションって言われるかもしれませんが必要な表現なんです。 例えば“私”という言葉一つにしても、“俺”、“僕”、“拙者”とかたくさんあるじゃないですか。普段「僕」って言ってる人が突然「俺」って言ったら「あれ?機嫌が悪い??」とか言葉である意味説明がつく部分があります。 でも英語には“I”だけしかないので、その言葉にどれだけ感情を込められるかが大事になってきますよね。男性も女性も「I」ですし。以前コンビニで店員さんに「ありがとうございました~お前~」って言われたことがあります(笑) |
一同 | (爆笑) |
TAROさん | 類似した言葉の選択だったり違う印象を与えてしまう部分があったり日本語は難しいと思います。 でも言語は学問ではなくコミュニケーションの手段。間違って使っていたとしてもそれをとやかく言ったりはしないですよね。むしろ、外国の方が自分の国の言葉を使ってくれるのは嬉しいですし。 日本人はシャイなので間違うことに抵抗感がありますけど、多少おかしくても伝わればいいんです!間違ってたら教えてくれるし何ら恥ずかしいことがありません。そうやって外国語にトライすると上達早いですよ。 そもそも100%正確な日本語を話せる日本人もいないですし、 言葉は生き物ですから時代と共に変化しています。 |
〜好きなことを仕事にすること〜
神野さん | 私は今将来どうしていくかということを考えたときに、好きなことを仕事に出来れば嬉しいのですが、現実的になかなか実現できない部分もあることで悩んでいます。どうしたらTAROさんのように自分の好きなことを仕事にしていけるんですか? |
TAROさん | なるほど、仕事って大きく分けると2つだと思います。いわゆる「勤めるか、わが道を行くか」 ただ好きなことを仕事にしようとすると本来発散させるべくものなのに逆にストレスを抱えてしまうことにもなります。 だから、最初は好きなことは好きなことの範疇でとどめることが大切なんじゃないかって思います。そうやって好きなことを楽しみながらやっていくうちに、少しずつ周りの人に自分がやっていることが伝わっていって、どんどん色々な機会に遭遇します。そうするとだんだんと、好きなことが仕事に近づいていくというか。僕の中ではそういう感覚でした。 |
一同 | なるほど。 |
TAROさん | 僕は、10年先とか20年先のような明確な目標は立てないんです。だって、必ずしもそうなるとは限らないでしょ?だから、目の前に転がってきた機会やチャンスを“最大限”に活かすことを考える方が大事だと思うんです。運がよかったとかそういう話もありますが、今ある結果を手に入れたのも全て偶然ではなく“必然”です。だって、出会う人や自分で起こす行動がいろんな縁や機会に繋がっていくので、これが一番大切なんじゃないかなって思います。 |
神野さん | そうですよね。とても共感できます。 |
TAROさん | 働きながらでも、やりたいことはやれると思いますよ。 |
川田さん | 二足のわらじで生きていくスタイルはよくわかります。 |
TAROさん | 無理矢理1つにしぼって、自分で自分の可能性を閉ざす必要なんてないと思います。人生に無駄なことなんて無いんですから。でも特に男性だと、30代くらいになると、別の人生を生きているやつが輝いて見えたりするんですよね(笑)やっぱり自分が志半ばで諦めたことで悔やんじゃうんでしょうか(笑) |
一同 | それはすごくわかります(笑) |
TAROさん | でもやっぱり好きなこともそうですし、自分のそういった好奇心を原動力にすることはとても大切だと思います。僕もDJという仕事をやっていると、日々刺激的な生活!って思われがちですけど、新しいものばかりに触れているわけではないんですよ。日常の生活という何気ないところからいろんな発見をするのも大事です。同じものでも違う角度から見ようとするだけで、全然違った世界が広がっていたりしますから。色んなところに好奇心を持って生きることは素晴らしいことだと思いますよ。 |
〜上手に生きる上で大切なこと〜
TAROさん | でもやっぱり好きなことが仕事になると、それでストレスを発散できなくなることがつらいですよね(笑) |
藤山さん | 仕事という形でこだわりが出るとどうしても楽しめなくなってしまいます。 |
TAROさん | そうですよね。そういったストレスとどう付き合っていくかって所ですよね。 |
川田さん | TAROさんはどうストレスと向き合っているんですか? |
TAROさん | そうですね、ストレスとは上手に付き合っていくしかないと思います。やっぱり人間って2つのことを同時に考えられないじゃないですか。だから1つのことに集中すると、余計なことは忘れられますよね。僕はそういうときにパズルをやったりします(笑) |
一同 | ええ〜!意外です!(笑) |
TAROさん | リラックスするために海に行ったりとか外に出たりすることもありますが、もともと色々考えてしまうタイプの人だと余計に気になってしまったりとかしますよね(笑) |
川田さん | それわかります(笑) |
TAROさん | 僕は音楽を作るときもスタジオに入ってがっつりやるんじゃなくて、あえてカフェとかに入ってみんながわいわい話している姿を見ながら、ヘッドホンをして作ったりします。その方が集中できるんですよね。 |
一同 | すごいですね! |
TAROさん | “ストレスを友達だと思う”ことが一番大切だと思います。ストレスって緊張することから起きてきますよね。例えば、知らない人と会ったり、たくさんの人の前でプレゼンをしたり、大舞台に立ったり。そういった緊張を楽しむようになれれば、自ずとストレスとも上手に付き合えるようにもなってくると思います。 |
〜参加者の方々の感想〜
プレミアムランチを終えて・・・TAROさん | 実際に目の前で相手の温度を感じられたのは素晴らしい体験になりました。私は自分以外の人が興味の対象なので、ユニークな参加者の方々とコミュニケーションをとれたのがよかったです。 |
神野さん | 夢をどう持って、実際に叶えていくかという点で、もっとフレキシブルに仲間を募って進んでいくことが大事だなって思いました。今日TAROさんにお会いできてよかったです。 |
川田さん | TAROさんの豊かな人生観に触れて、色んな人がいるんだからもっと自信を持って今を楽しむことが大切だと思いました。もっと積極的に自分から行動していきたいと思います。 |
藤山さん | 1対1のランチ会であったらこういう盛り上がり方にはならなかったと思います。話題に広がりがあったのもよかったし、自分の中で新しいチャレンジをもっとしていけたらいいなと思いました。 |
PREMIUM LUNCHとは?
- コンセプト
- ランチを通じた、思いと経験の分かち合い
- 企画内容
- 毎回1名のゲストが登場し、応募者の中から選ばれた当選者3名と合わせて、4名で行うランチ会を開催します。
- 開催日時
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日程: 2012年6月6日から7月14日までの毎週土曜日
時間: 13:00-14:30 - 応募締め切り
- 各回開催日前週の木曜日
- 当選者発表日
- 応募締め切り日の翌日
- 共催
- SHARED TERRACE GAIEN ICHONAMIKI (アイビー株式会社)
PREMIUM LUNCH開催場所
『シェアードテラス』は、4月20日に青山の神宮外苑いちょう並木にオープンした、アフタヌーンティーが提案する新しいコンセプトのお店です。
コンセプトは「Living is Sharing 生きるとは、分かち合うこと」
分かち合えば喜びが倍になったり、悲しみが半分になる。そんな「分かち合うこと」をコンセプトにしたカフェです。
- 住所
- 〒107-0061 東京都港区北青山2-1-15
- アクセス
- 「外苑前」駅 4番出口 徒歩6分、「青山一丁目」駅 1番出口 徒歩6分
- 公式facebookページ
- https://www.facebook.com/sharedterrace
補足
- PREMIUM LUNCH への応募は1人で行います。
- 複数の回に応募可能です。
- 昼食代はPREMIUM LUNCH運営事務局が負担致します。
- 当選したが参加が出来なくなった場合は、メールにてご連絡頂ければ別の方に権利を移動致します。
お問い合わせ
PREMIUM LUNCH運営事務局
メールアドレス: support@social-lunch.jp
本キャンペーンに関して、上記運営事務局メールアドレスのみでのご対応とさせて頂きます。
その他窓口及び店舗へのお問い合わせには、ご対応致しかねますのでご了承下さい。